今現在、日本のヒップホップシーンを賑わしている舐達麻。
舐達麻の曲「buds montage」がYouTubeで2,200万回再生を超えるなど多くの人から支持されています。（2021年7月現在）
今回は、舐達麻のメンバーやアルバムを紹介することで魅力をお伝え出来たらなと思っています。
Contents
舐達麻とは
舐達麻とは、埼玉県熊谷市を拠点としているヒップホップグループで、賽 a.k.a. BADSAIKUSH、G-PLANTS、DELTA9KIDの3人によって構成されています。
結成時は1.0.4（とし）とDbubblesを加えた5人でしたが、1.0.4は不慮の事故で亡くなり、Dbubblesは出所したのち失踪してしまいました。
曲は、おしゃれなビートとリアルで詩的なリリックが特徴的です。
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舐達麻の由来
ABEMAとのコラボ動画で、「たまたま目の前にあった雑誌になめだるま親方の文字があり、そこから取った」と語っています。
ちなみになめだるま親方は風俗ライターだそう。
適当につけたそうですが、ぴったりな名前ですよね。
APHRODITE GANG HOLDINGSとは
APHRODITE GANG HOLDINGS（AGH）とは、舐達麻を中心とした「地元」の友達の集まりのことを指し、いわゆるレーベルのようなものです。
賽 a.k.a. BADSAIKUSHは、アルバムや曲を出しやすくするために作ったと語っています。
メンバーは20、30人ほど存在しており、内15人がラッパーやDJだそうです。（2018年）
ラッパーの阿修羅MICや孫GONGもAPHRODITE GANG HOLDINGSの一員です。
舐達麻と大麻
舐達麻は大麻自体が大好きで、リリックやPVやファッションからもそれを感じ取ることができます。
賽 a.k.a. BADSAIKUSHは、大麻を吸いながら、最高なビートを流し、歌詞を書くことが自分の使命だと確信しているそうです。
20年後の夢を聞かれた時も「大麻の栽培」を挙げていました。
舐達麻は、よく大麻合法国であるオランダに滞在しており、日本にいる間もオランダやアメリカに思いを馳せているようです。（100millionsから）
※この記事は犯罪行為を助長する目的で作っていません。
日本国籍の方は大麻合法国でも大麻取締法が成立します。
自分で考えてみてくださいね。
舐達麻のメンバー紹介
舐達麻を構成する3人のラッパーを詳しく紹介します。
本名や年齢、MCネームの由来についてみていきましょう。
賽 a.k.a. BADSAIKUSH
| 出生名 | 細谷雄太 |
| 生年月日（年齢※2021年6月） | 1990年3月29日（31歳） |
| 身長 | 未公表 |
| 出身地 | 埼玉県深谷市 |
| レーベル | APHRODITE GANG HOLDINGS |
| こちら | |
| こちら |
賽 a.k.a. BADSAIKUSHは舐達麻のリーダー的存在で、BADSAIKUSHやbadsaiと呼ばれています。
DELTA9KIDと中学の同級生で、ともに行動をしてきたそうです。
名前の由来
賽は、当初のMCネームで、自分の運命は自分で決めるという想いからサイコロや賽銭箱から取ったそう。
BADは、自身が良く捕まるので「悪い奴」だと自覚してbadを入れることに。
KUSHは、大麻の品種の名前から取ったと思われがちですが、そうではありません。
賽 a.k.a. BADSAIKUSHは、オスの大麻であるKUSHではなく、メスの大麻を吸いながらリリックを書きます。
自分自身をKUSHと置くことで、賽 a.k.a. BADSAIKUSHとメスの大麻から生み出されるリリックでキマれという意味を込めているそうです。
G-PLANTS
| 出生名 | 本多勇翔 |
| 生年月日 | 1988年（32歳） |
| 身長 | 未公表 |
| 出身地 | 埼玉県熊谷市 |
| レーベル | APHRODITE GANG HOLDINGS |
| こちら |
G-PLANTSは,賽 a.k.a. BADSAIKUSHとDELTA9KIDの隣の中学校の一個上の先輩でした。
本名の本田からクルーからは「本ちゃん」と呼ばれ慕われています。
名前の由来
若い頃、質の悪い草を大量に仕入れ売っていました。
そこから、悪いという意味の「gangstar」の頭文字と、草という意味の「plants」を組み合わせたそうです。
この名前は賽 a.k.a. BADSAIKUSHが考えました。
DELTA9KID
| 出生名 | 広井大輔 |
| 生年月日 | 1989年（31歳） |
| 身長 | 未公表 |
| 出身地 | 埼玉県深谷市 |
| レーベル | APHRODITE GANG HOLDINGS |
| こちら |
DELTA9KIDは、メディア出演の際もあまり話すことがないほど寡黙でシャイな性格をしています。
叙情詩的な歌詞と高めの声が特徴的です。
名前の由来
大麻の主成分のdelta-9-tetrahydrocannabinolから取ったdelta9に、「小さくてイケてるやつ」を意味するkidを加えたものです。
これも賽 a.k.a. BADSAIKUSHが考えたそうです。
舐達麻のアルバム
舐達麻の4つのアルバムを紹介します。
NORTHERNBLUE 1.0.4
2015年に発売しました。12曲入っています。
Dbubblesがまだいるときに出されたアルバムです。
明るめのビートが多い印象ですが、最後の曲「契」で締める感じがたまらないです。
LIMITERCUT3
2018年に発売しました。25曲入っています。
ビートを主題にしているアルバムです。
1曲1曲がつながっており、聞き流しにはもってこいだと思います。
ラッパーがこのようなアルバムを出すのは珍しく、ビートに強いこだわりを持っているのが分かります。
GODBREATH BUDDHACESS
2019年に発売しました。10曲入っています。
7曲がGreen Assassin Dollarのビートで、落ち着いたおしゃれなものが多いです。
1.0.4についての歌詞が多く、過去に対する懺悔などの哀愁を感じ取れます。
また、ジャケットはタトゥーアーティストのGAKKINが担当しています。
夜空に大麻とおしゃれですよね。
MARY JANE
2019年に発売しました。6曲入っています。
これは賽 a.k.a. BADSAIKUSHとryckyとのコラボアルバムですが、ryckyのフックが最高です。
GOLD DISC
2020年に発売しました。4曲入っています。
これは賽 a.k.a. BADSAIKUSHとanarchyとのコラボアルバムです。
anarchyが「気になっているのはバダサイ」と発言したところから、仲良くなり、一緒に曲を作りました。
ちなみにこのアルバムの中では「HOPE」が特に好きです。